今年は80年代を彩ってきたミュージシャンの訃報ばかりで辟易としているのですが、一方で見事な復活をとげたミュージシャンがいます。ユーロビートムーブメントの中で若手ながら、見た目の甘いルックスとは正反対に渋い歌声で人気を博したシンガー、リック・アストリーがその人で、しばらくメジャーシーンから遠ざかっていたようですが、今年リリースされたアルバム『50』で久々の全英No.1になったことで再び脚光を浴びているようです。
歌声は健在でルックスも50歳を迎えて渋みを増したせいか、歌声ともマッチしてなかなかカッコよいのです。これはいい歳の取り方してますねー。まあ、元々少し老け顔だったのかもしれませんが・・・。
で、先行のシングル曲もすごくカッコいいです。ネットで上がっていたライブでは往年のヒット曲の数々も歌ってるのですが、これも衰えは感じないどころか、昔より今のほうがどこかしっくりきているというか、まあとにかくいい感じなのです。
アルバムは残念ながら日本のi-Tunesストアに無かったので、CDを買って聴いてみようと思います。ボーカリストとして、まだまだこれからイイ歌を歌ってくれそうで期待大です!
50/R M
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ちなみに僕はユーロビートから卒業して、ソウル路線に方向転換してからのアルバムが好きでした。売れなかったけど「Hopelessly」はいいバラッドだと今も信じて疑いません。まだ若かりし日の彼もなかなかよいので、こちらも。
Body & Soul/RCA
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