追悼 プリンス | My Wonderful Music Life

My Wonderful Music Life

ミュージシャンなシュウの音楽ライフ(時々、その他諸々ライフ)。

このブログでも何度か取り上げたことのある、僕のフェイバリットミュージシャンの一人であるプリンスが旅立ちました。あまりにも突然で最初はただ驚きの感情しか有りませんでしたが、時間が経つにつれ悲しみがこみ上げてきています。


洋楽に目覚めて間もなくに出会ったのが「Raspberry Beret」で、このポップな曲につられて聴いた『Around World In A Day』が彼の音楽に傾倒して聴くようになったきっかけでした。サイケデリックでファンクやソウル、そしてロックとジャンルを跨いだ楽曲の数々にすっかり魅せられてしまいました。その後の『Parade』『Sign 'o' The Times』『Lovesexy』のあたりはもう数えきれないくらい聞き倒しました。英語の楽曲でしたが一部の曲は空でも歌えるくらいにまでとにかく飽きずに来る日も来る日も聴いてました。


ここ最近も変則的なリリーススタイルではありましたが、短いスパンで新しい作品を提供し続けて、充実している様子を感じ取っていたので、今は本当に驚きしかありません。


常にイノベーティブな発想と飽くなきチャレンジ精神というかフロンティア精神にはただただ尊敬しかありません。僕は特にプリンスの音数を極限まで少なくしたファンクスタイルが大好きでした。”4月にも雪が降ることがある”と歌った「Sometimes it snow in April」の歌詞の一節”Sometimes I wish life was never ending,and all good things, they say, never last”が特に今の心に染み入ります。

今年はミュージシャンの訃報が多くてまいってますが、プリンスの訃報が一番辛かった。本当に心から尊敬していたし、理屈抜きで大好きなミュージシャンだったから。


しばらくはあなたを失ったこと、受け入れられないですが、今はただ冥福を祈るのみです。